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論文

表土中放射性セシウム濃度の変動傾向に係る調査

藤田 博喜; 前原 勇志; 永岡 美佳; 小嵐 淳

KEK Proceedings 2017-6, p.35 - 39, 2017/11

東京電力福島第一原子力発電所事故以降、東海再処理施設周辺においてもセシウム-137(Cs-137)に加えてセシウム-134が検出されており、それらの濃度の変動は単純な物理的半減期あるいは環境半減期によって特徴づけられる経時的な減少傾向を示すのではなく、増加傾向を示す地点もある。このため、その増加傾向を引き起こしうる環境要因を調査するとともに、表土の採取方法によるセシウム濃度の変動幅を把握することを目的に本調査を行った。この調査の結果、表土中Cs-137濃度は同一地点の狭域内においても空間的に不均一に分布しており、この空間的不均一性によって観測されたCs-137濃度の増減傾向を説明できることが示された。また、森林ではリターのCs-137濃度が表土のそれと比較して高いことから、表土中の濃度をモニタリング対象とする場合には、リター層と土壌を明確に弁別する必要があることが示唆された。

口頭

焼却設備でのセシウム挙動解析,7; 高セシウム濃度の生活ごみに関するシミュレーション

高橋 信雄; 杉杖 典岳; 横山 薫; 小原 義之; 柳瀬 眞一郎*; 河内 俊憲*; 高見 敏弘*; 桑木 賢也*; 百武 徹*; 竹田 宏*; et al.

no journal, , 

高セシウム濃度の生活ごみを焼却した場合のシミュレーションを焼却炉内のCs挙動解析の一環として行った。Cs挙動解析には、「焼却設備でのCs挙動解析コード」を用いて放射性セシウムで汚染された生活ごみの処理実績を有する既存の焼却施設を対象に行った。

口頭

福島第一原子力発電所敷地内での汚染がれきの限定再利用可能な放射性セシウム濃度の試算

三輪 一爾; 島田 太郎; 高井 静霞; 鍋倉 修英; 武田 聖司

no journal, , 

福島第一原子力発電所(1F)敷地内に保管されている汚染がれきを資源化物として敷地内のある特定の用途に限定して再利用することが検討されている。本研究では、1F敷地内での道路材(舗装材、路盤材)への再利用を想定し、再利用可能とする資源化物中の放射性セシウム濃度のめやす値を試算した。1F敷地内では廃止措置に向けた作業に従事する作業者はすべて放射線業務従事者として登録され、被ばく線量管理が行われている。こうした状況下において、限定的に再利用される資源化物のめやす濃度を設定した例は国際的にもなく、新たな考え方を導入する必要がある。そこで、本研究では、現状の1F敷地内のバックグラウンド(BG)線量率に着目し、汚染がれきから取り出された放射性物質を有する資源化物を使用することによって上昇する空間線量率が、BG線量率を超えないことを必要条件とした。1F敷地内サーベイマップからBG線量率を1$$mu$$Sv/hと設定し、再利用によって上昇する空間線量率がこれを超えないように、各再利用用途のめやす濃度を試算した。試算の結果、1F敷地内で限定的に再利用可能なめやす濃度はアスファルト道路の舗装材で最小の7,400Bq/kg、コンクリート道路の路盤材で最大の10万Bq/kgとなった。

口頭

東日本における河川水中の溶存態$$^{137}$$Cs濃度の形成要因

辻 英樹*; 石井 弓美子*; 林 誠二*; Shin, M.*; 谷口 圭輔*; 新井 宏受*; 栗原 モモ*; 保高 徹生*; 倉元 隆之*; 中西 貴宏; et al.

no journal, , 

東京電力福島第一原子力発電所の事故以後、環境省では東日本602地点の公共用水域(河川・湖沼・沿岸)を対象に水中放射性Cs濃度のモニタリングを行ってきた。しかし事故直後を除き、近年ではほとんどの対象地点で$$^{137}$$Cs濃度は「不検出」と報告されていることから、今後定量下限値とともに測定地点数や頻度を見直すことで、中長期的な環境放射能汚染の予測・評価のための環境モニタリングへとシフトする必要がある。水中放射性Csの中でも、特に溶存態Csは生物へ移行しやすいため、新たなモニタリングのあり方の一案として、溶存態の放射性Csを測定対象とし、その濃度が今後も十分低いレベルで推移すると予測される地点を対象外とすることが考えられる。しかし今後の溶存態放射性Cs濃度を予測するための科学的知見が現状十分ではないことから、本研究では東日本における河川水中の溶存態$$^{137}$$Cs濃度の形成要因を検討した。

口頭

コケバッグを用いた簡便な大気中放射性物質濃度・挙動評価の試み

土肥 輝美; Di Palma, A.*; 藤原 健壮; Adamo, P.*; 草野 桂一*; 木村 茂*; 菅野 太志*; 飯島 和毅

no journal, , 

福島第一原子力発電所(FDNPS)の周辺環境では、大気中の放射性物質濃度を把握する手段としてダストサンプラーが活用されている。しかし設置には電源が必要なため、設置場所や設置数が制限される。原子力機構では、大気汚染研究で実績のあるコケバッグを用いた、大気中放射性物質濃度・挙動評価法の確立を目指している。コケバッグは任意の場所・時間で容易に設置可能なため、これを用いた評価法確立はFDNPS周辺自治体や帰還住民の方々の安心感醸成に有効である。本研究ではコケバッグを用いた評価への適用可能性を調べた。コケバッグ用試料にはミズゴケ(SN)を用いた。大熊町でコケバッグを1日$$sim$$9週間ばく露し、Cs-137濃度を調べた。その結果、時間経過に伴いCs-137濃度が直線的に増加する傾向が見られ、ばく露時間に応じたCs-137濃度を定量的に予測できる見通しを得た。また、単回帰式と検出限界濃度より、この調査地では23日間以上のばく露期間を設定すれば、Cs-137濃度の評価が可能と推測された。以上から、FDNPSの周辺環境では、3週間以上の期間の平均的な大気中Cs-137濃度評価へのコケバッグの適用は可能と考えられた。

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